ブツヨクブログ

つかっているものをメモするよ

餞別をいただく

少し前になるけれど、京都を離れることになり、餞別をいただいた。

お二方から頂き、偶然にも二つとも置物だった。

 

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一つはid:mayutsuba0874さんに頂いた、リサ・ラーソンのアザラシ(手前)

このアザラシはweb上でたまたま見かけて「めっちゃかわいいー!」と一緒に話していたのをまゆつばさんが覚えてらして、偶然街で遭遇したのを「これだ!」と思って贈ってくださったとのこと。

もう一つはid:reikonさんにいただいた須賀正紀(まさずみ)さんの工芸鋳物(奥)

素敵な絵葉書と共に贈ってくださって、思いがけないお心遣いに感激した。

最後に少しだけ、お話しができたのは、きっとこれからの自分の糧になるだろうと思う。

 

誰かに贈り物をする時、贈る相手のことを思い浮かべて、相手をイメージする。

相手のイメージに合うものはなにか、どのようなものを贈ろうか、とあれこれ考えるのはうれしくもあり楽しくもある。

そういう気持ちで選ばれ贈られたことを考えると、なんと幸せなことだろうと思う。

 

ところで「餞別」というものを頂く機会がこれまであまりなかったので、その意味を調べてみた。

旅行,転居,転任など長期の離別に当たり,別れの印として贈る金品。〈はなむけ〉ともいう。かつての旅は道中にさまざまな苦難を伴うものであったことから,餞別は単なる別れの印あるいは金銭的援助として贈られるだけでなく,大勢の者の合力によって旅の安全を願う意味も込められていた。

餞別 とは - コトバンク

 ちなみに「餞(はなむけ)」というのは「馬の鼻向け」の略語らしく、旅立ちの時に道中の安全を祈って馬の鼻を行く先に向けた習慣から来るらしい。

 

長旅になりますが、頂いた餞別を旅のお守りに、精進しようと思います。