湯町窯の茶碗を買う
全国津々浦々の民芸品を取り揃えているお店、「備後屋」へ行ってきた。
一見こぢんまりとした入り口の印象とは裏腹に、中は意外に広く、地下一階から四階まである。
陶器やガラス食器をはじめ、木工品、竹工品、染物、織物、郷土玩具など、多岐にわたる民芸品を揃えている。
器が好きで、普段からことあるごとに買うものだから、不足しているわけではないのだけど、せっかくなので何か欲しい。
家の茶碗に欠けがあるので、気に入るものがあればと探していたら、夫と好みが一致したので、湯町窯の茶碗を買って帰った。
丈夫で厚めで小ぶりな茶碗。標準的な茶碗のだいたい四分の三くらいの大きさ。
湯町窯というと、エッグベーカーをはじめとする黄釉のイメージが強いけど、こういう紺のうつくしいのも多いようだ。
ちなみに備後屋に湯町窯のエッグベーカーも置いてたけど、なかなか使いこなせる気がしないので、買わなかった。まだあたいには早い感じがする。
夫婦共々、少食なため、ふつうの茶碗で残し気味だった白米も、これなら丁度よい量で食事できそうだ。