ブツヨクブログ

つかっているものをメモするよ

菓匠 菊家の生菓子を食す

オフィスが表参道にあり、ランチや仕事の息抜き時など、折を見てこの界隈をブラブラする。

今日はたまたま一人でランチにいく機会があり、せっかくなのでまだ知らないご近所を散策しようと夫への土産がてらによい和菓子屋がないか探したら、かの向田邦子女史も贔屓にしたという和菓子屋さんに行き当たった。菓匠 菊家である。

 

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骨董通り沿いにある昭和10年(1935年)創業の和菓子屋で、狭いながら趣のある小綺麗な店内に、生菓子干菓子と季節感のある和菓子が並ぶ。

 

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女将さんにオススメを聞いたところ、もうすぐ終わってしまうという「花びら餅」をご紹介いただいたのでそれを一ついただき、あとは悩みつつ「福紅梅」「くるみ餅」を買い求めた。

 

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300〜500円ほどの値段帯で、どれも季節感のある鮮やかな見た目で、口にするのが勿体ない麗しさがある。実際食べると、口当たりのよい食感に上品な甘みが広がる。

 

和菓子は季節の変わることに作られる菓子も変わるので、冬の終わる前か、春の訪れる頃にまた買いにいきたい。